大学・大学院の中退で内定は取り消し?避ける方法はあるのか?【就職】

大学生活
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大学生・大学院生で就職を考えている人は、在学中に就活をして企業から内定をもらうことが一般的です。

しかし折角内定をもらったのに、単位が足りない、学費を払えていなかったなど、様々な理由で卒業ができない方がいると思います。

大学・大学院を卒業しないまま内定をもらった企業に就職はできないのか、解説します。

大学を中退すると内定はどうなる?

大学生の場合は、大学を中退すると内定は取り消される可能性はかなり高いです。

企業は大学生に対して、大学を卒業してもらう前提で学生に内定を出します。その約束が守られないので、内定が取り消されます。

企業側の採用条件によるので、ダメ元で内定先に連絡を取っても良いですが、ほとんどの企業が内定を白紙にするでしょう。

大学院を中退すると内定はどうなる?

大学院生の場合も大学生と同様に、大学院を中退すると内定は取り消される可能性が高いでしょう。

学校推薦、教授の推薦で内定をもらった場合は、内定を取り消される場合がかなり高いです。

ただし、内定先の企業が大卒扱いで採用しても問題ないと考えている場合は、大学院を中退してもそのまま就職できることもまれにあります。

例としては少ないと思いますが、企業側が学歴ではなく個人の能力を重視して採用している場合などが考えられます。

しかし、基本的には内定を取り消されると考えたほうが良いでしょう。

内定取り消しを避ける方法

大学の事務に相談する

事務的な手続きの問題で卒業が出来ない場合、可能性は低いですが大学事務に相談すると解決する場合があります。

例えば、単位の履修登録が遅れて、卒業に必須の授業が受けられないという状況だと、普通はそのまま授業を受けることができず、留年となります。

しかしまだ授業が始まる前であれば、大学事務の職員に事情を話し必死にお願いをすれば、職員も人間なので、人によっては何とかしてくれるかもしれません。

ただし、基本的には自己責任のため対応してもらえないのが普通なので、その前提を踏まえて行動するようにしましょう。

教授に相談する

特定の単位が足りずに卒業できない場合、その授業を受け持つ先生(教授や准教授など)に個別に相談する方法があります。

教授も人間なので、学生に泣きつかれると単位をあげることもあります。

頼み方や教授の人柄にもよるので、うまく行かない場合も当然あります。しかし何もせず留年を待つよりは、単位をもらえるように足掻いてみても良いかと思います。

内定が取り消された場合どうするか?

卒業出来ないことが決まり、内定も取り消されてしまった場合、次にどのような行動を取れば良いでしょうか。

留年して再度就活する

留年してもう一度就活を行い、改めて内定を取った上で今度こそ卒業するという方法です。

留年して就活する場合は、留年の理由を説明しないと行けなかったり、前年に内定をもらった企業などへの就職は難しいなど、ハードルは少し高くなります。

しかし、大卒・大学院卒の肩書きのまま就職できるので、就職さえしてしまえば、ストレートで卒業した学生とほとんど差はありません。

一番現実的かつ堅実な方法といえると思います。

大学・大学院を中退して就活する

留年せず、そのまま中退して就活を行う方法です。

大卒・大学院卒の肩書きがなくなるので、前年の就活と同じレベルの企業に就職はできないかもしれません。

しかし、中退でも就職は可能です。実際に私の周りでも、中退後に就職して普通に生活している人は何人かいました。

中退して何もしない空白期間が長くなると、どんどん就職が難しくなるので、とりあえず就活は始めるようにしましょう。

また自由に使える時間もあるので、内定をもらった後は就職までの時間を有意義に過ごすと良いでしょう。

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まとめ

内定をもらったのに、大学・大学院を卒業できない状況に陥ると焦ると思います。

本当に卒業できないか、内定をそのままにしてもらえないか最後まで足掻いてみて、もしダメでも人生を諦めずに次のステップへ進みましょう。

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