年収は生活に直結する大事な要素です。
特に転職するときは、年収が上がる会社を選ぶことが基本です。
ただし条件が揃っていれば、年収が下がる転職はアリだと個人的に考えています。
この記事では、実際に私が20代で年収が下がる転職をした経験を踏まえて、年収が下がる転職をする際に気を付ける点をまとめました。
年収が下がる転職で確認すべき条件3選
月の収入が支出を超えているか
基本的なことですが、月の収入より支出が多くなると赤字となり貯金が減っていきます。
転職先の月収を確認して大体の手取りを見積もってみて、月の支出より上回っていることを最低限確認しましょう。
手取り額が分からない人は、月収の8割として概算で計算してみましょう。
月の支出が分からない人は、まずは生活費(食費、家賃、光熱費、通信費、交際費など)を計算して、月々の支出を計算しましょう。
例:転職先の額面月収が25万円、生活費が15万円の場合
収入(25万円×0.8)ー支出(15万円)= 5万円
もし結果がマイナスになる場合は生活ができないはずなので、転職先を見直すか、そもそもの普段の生活費を下げれないか検討しましょう。
残業時間が減っているか
年収が下がる転職なら、その分残業時間も減っているか確認しましょう。
ライフワークバランスを重視した転職の場合、残業時間を減らす分、年収が下がることは仕方がないといえます。
まずは転職前と転職後の月収を比較して、月収が下がっていないのであれば問題ありません。
もし転職先の月収が下がっているのであれば、月平均残業時間を確認して、残業時間を省いたときの収入が下がり過ぎていないか確認しましょう。
年収の下がり幅以上に残業時間が減っていれば、収入が減っていても労働時間の対価は実質的に変わっておらず、問題ないといえるでしょう。
また残業時間が下がっていれば、その間に副業の時間に割くことができるので、むしろトータル収入を増やすことができるチャンスだといえます。
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同業種に転職する場合は、年収が上がるように転職先を選ぶことをお勧めします。
もし異業種に転職するときは、年収が下がっても仕方がないのですが、同業種の場合は前職の経験が活かせるので年収が高くなるチャンスです。
前職の内容や勤務年数にもよりますが、同業種に転職するなら、年収が高くなる転職先を選ぶようにしましょう。
年収は交渉できる
ちなみに転職先の年収については、給与を上げてもらうように交渉することが可能です。
未経験の異業種転職の場合は交渉は難しいと思いますが、同業種の転職だと交渉することが可能です。
実際に私は同業種の転職を行い、2つの会社の内定をキープしていましたが、年収面で迷っている話を仲介の転職エージェントしたところ、片方の企業は年収を上げてもらうことができました。
いつでも交渉が上手くいくわけではないと思いますが、転職先が年収面で決め手に欠ける場合は、交渉してみる価値はあると思います。
まとめ
上記の内容をすべて満たさないと、年収が下がる転職をしてはいけないというわけではありません。
実際に私は同業種の転職だったにもかかわらず、年収は下がっています。これは私がライフワークバランスを重視した結果なので、年収が下がっても後悔はしておらず、残業時間が減ったのでむしろ良かったと思っています。
最終的には個人の価値観の問題なので、この記事を参考にして、転職活動を進めてみてください!
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