【大学院】研究室をどうしても辞めたくなったら辞めても良い

大学生活

研究室生活が辛くて悩んでいませんか?

基本的には、研究室生活を耐え抜いて、大学院を卒業した方が無難だと思います。

しかし私は大学院を卒業しましたが、なんとなくで進学した大学院で過ごした2年間は辛く、個人的には研究室を辞めたければ辞めても良いのでは?と考えています。

私の経験を通して、研究に興味がないのに大学院に進学してしまい辞めたいと考えている人が、大学院に残るべきかどうかを改めて整理するきっかけになればと思います。

大学院生のメリット

まずは大学院生活を行うメリットをまとめてみます。(あくまで、研究にそこまで興味がない人向けです。)

就職に有利

正直この1点に尽きると言っても過言ではないと思っています。

企業は学歴を判断材料の1つとしているので、大卒より院卒の方が有利になり、入社後のベースの給料も高くなります。

また大学によっては就活の推薦枠があり、一般的な就活より面接回数が少ないです。推薦枠は大学院生から優先的に埋まっていくので、院卒の方が有利になります。

実際に私も大学の推薦枠で、一度の面接だけで大手IT企業への内定を貰いました。

自由に時間を使える

大学院では、修士論文の研究と授業を受けなければなりません。

修士論文は週1,2度は教授に向けて定期報告をするかと思いますが、報告とその準備以外の時間は自由です。

また授業数も大学時代に比べると少なく、時間を作りやすいと言えます。

もちろん教授によって研究ノルマが異なるので一概には言えませんが、社会人よりは調整しやすい場合が多いと思います。

大学院生のメリットは本当か?

大学院生活のメリットを一旦まとめましたが、辛い研究生活を耐え抜くほど得るべきメリットなのでしょうか?

就職は大卒でも十分

大卒であれば、大抵の会社には就職できます。実際に私が新卒入社した大手IT企業には、大卒の従業員が多くいました。

選考過程が省略されるメリットもありますが、院卒でも企業の説明会へ参加したり、面接の対策は必要なので、それなりに時間はかけないといけません。

就職は大卒でも十分可能なので、就職が理由で大学院にいる人は辞めれると思います。

ただ、大学院中退の理由を面接などで問われた場合に説明がネックになり、大卒ストレートの就職よりも難易度が上がる可能性はあるので、大手などに就職したい場合は、冒頭にも述べた通り、頑張って大学院を卒業した方が良いと思います。(院卒見込みで内定を貰っていても、大学院を中退すれば内定は取り消しになる会社が大半です。)

2年間の時間拘束

大学院ではある程度時間に融通が利くとはいえ、研究が中心の生活になります。自由な時間が欲しいという理由であれば、そもそも大学院に所属して辛い研究を行う必要がありません。

しかも大学院はお金を払って所属しているので、金銭面だけ見れば、所属しない方がマシという考え方もできます。

就職にこだわりがなく、個人事業主や企業を考えている人は、研究室を辞めて、事業に関わることに時間を割いた方が良いかもしれません。

まとめ

大学院に所属するメリットとその反論を挙げてみました。

私は大学院に進学し大手IT企業に就職したものの3年で転職し、現在所属している会社も早く辞めてサイドFIREしたいと考えています。

院卒を後悔しているとまでは言いませんが、会社員としての働き方を辞めようとしている今、辛い研究室生活を頑張る理由があったのか?その間個人事業主として働けるような勉強をしても良かったのでは?と思うこともあります。

ただ大手IT企業にいる間にお金を貯めることができ、米国高配当株ETFで資産を1000万円に増やせたので、メリットもありました。

皆さんも、将来自分がどのようなりたいのか考えながら、人生の選択を行ってみてはいかがでしょうか。

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