応用情報技術者試験はIT業界で働くために今や必須の資格です。
例えばSEとして入社する方は、会社から応用情報まで取得することを要求される場合が多く、持っておいて損はありません。
合格のためにはどのような勉強が必要なのでしょうか?
またどれぐらいの期間勉強が必要なのでしょうか?
一度不合格になった私がどのように合格したか、実体験をもとに説明します。
試験の形式は?
試験は午前と午後に分かれています。
どちらも100点満点で、それぞれ60点以上の得点で合格です。
試験の時間はそれぞれ150分です。
午前問題
4択の問題が80問あります。
午後問題
大問が11問あり、その内5問解答する形式です。
問題は選択問題もありますが、記述が多くなっています。
その中で、必ず解かないといけない必須問題と、問題を選ぶ選択問題があります。
必須問題
必須問題は1問あります。
- 問1 情報セキュリティ
選択問題
選択問題は4問あります。
- 問2~11から4問
不合格のとき
私は最初に応用情報を受けたときは一度不合格になっています。
そのときは3週間前から1日1時間ほど勉強量でした。
結果は午前であと2問分足りず、午後の採点結果は不明。
午前問題で合格点の60点を満たしていない場合は、午後は採点すらしてもらえません・・・
不合格になった理由は明確です。
それは基本情報取れたから大丈夫と高をくくっていたからです。
それに伴い、勉強量は基本情報を勉強していた時の半分以下の時間でした。
基本情報との違い
応用情報は基本情報と問われる内容はよく似ていますが、難易度は違います。
応用情報では、午前問題だと
- 選択肢の問われるポイントが細かい
という点が挙げられます。
基本情報で解けていた問題でも、内容理解が不十分で応用情報では解けなくなっていた!
という問題がよくみられました。
午後問題も基本情報では選択問題になっていたものが、応用情報では記述式に変わっているため、当然あやふやな知識だと解けません。
どのように勉強すればよい?
基本的に過去問をひたすら解くことをおススメします。
私は応用情報記述者試験ドットコムの過去問道場というサイトでひたすら過去問を解いていました。
午前問題
午前問題の種類は以下の3つに分類されています。
- テクノロジ系
- マネジメント系
- ストラテジ系
知識問題が大半ですが、計算問題も出て来るので苦手な人は解き慣れておきましょう。
あと知識がなくても、常識的に考えて分かる問題もあります。
過去問と似た問題が出題されることが多いので、とにかく過去問を解きまくりましょう。
基本情報を持っているだけでは、応用情報で合格点を取るのは難しいので、油断せずに取り組みましょう。
私は過去問道場で2ヶ月前から1日1時間ほど勉強し、大体80点ぐらい取れるようになり、本番は70点ぐらいでした。
午後問題
午前問題は以下に分類されています。
- 問1(必須) 情報セキュリティ
- 問2 経営戦略
- 問3 プログラミング(アルゴリズム)
- 問4 システムアーキテクチャ
- 問5 ネットワーク
- 問6 データベース
- 問7 組込みシステム開発
- 問8 情報システム開発
- 問9 プロジェクトマネジメント
- 問10 ITサービスマネジメント
- 問11 システム監査
午後も基本的には午前と同じように、過去問を解きましょう。
ただ、全範囲を勉強するのは正直大変です。
そこで、私は予め選択問題で解く問題を決めておいて、そこだけ勉強するようにしていました。
例えば、私は選択するつもりのなかったデータベースは、全く勉強しておらず、どちらかというと知識量が少なく日本語力でカバーできる(気がする)問2、9~11を中心に勉強していました。
ただし、本番で選択するつもりだった問題が難しく、実は他の問題が簡単というケースもあるので、臨機応変に対応しましょう。
午後も過去問を解いていましたが、勉強は2週間前から1日1時間ぐらいでした。
合格したときは70点ぐらいでしたが、正直運がよかったのもあるので、もう少し勉強量を増やすことをおススメします。
まとめ
いかがでしたか?
とにかく過去問を解くことが大事なので、ひたすら数をこなしましょう!
合格に向けて頑張ってください!
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