会社で働くことが辛いと感じている方へ
折角新卒で入社した会社なのに、出勤するのが憂鬱であったり、仕事がつまらなかったり、色々な理由で辞めたいと感じていると思います。
一方で、経済面などを考慮したときに、実際に辞めて良いのか?と不安になると思います。
この記事では、新卒の会社を早めに辞めることについて判断材料となるような内容を記載しているので、参考にしてみてください。
1年間勤めないと失業手当がでない
失業手当とは、失業・事故退社により貰える公的保険金のことです。
期間は最短90日で、支給額は1日約6,000~8,000円になります。
自己都合による退職の場合、「離職前の雇用保険加入期間が12ヶ月以上であること」が失業手当を貰える条件の1つになるので、入社1年未満で退職してしまうと失業保険が貰えません。
転職先が決まっている場合は良いですが、もし転職先が決まっておらず、お金のあてもない場合は、1年を目安に働いてみましょう。
3年間は勤めないと転職が難しい?
3年は勤めないと転職が難しいと巷の噂でよく言われています。
正直これには根拠はありません。
しかし採用する企業の立場だと、前職の勤続年数が短い求職者は「採用してもすぐ辞めてしまうのでは?」と思われてしまう可能性があります。
少なくとも転職において、新卒1年目で退職という経歴がプラスに働くことはないと思います。
ただ、退職の理由やこれまでの経歴をしっかり説明できれば、転職は十分可能なので、まずは転職サイトなどに登録してみましょう。
会社がしんどいのは当たり前
新卒の会社がしんどくて悩んでいるのはあなただけではありません。多くの人が同じような悩みを抱えています。
人間は新しい環境に入ると、そこの環境に慣れるためにストレスがかかります。特に新卒の社員だと、学生から責任のある社会人へと大きく立場が変わるので、強いストレスがかかります。
私自身、社会人1年目の時は仕事が辛く、電車の中で急に涙が流れてきたりと精神的に追い詰められていました。しかし2年目になると仕事慣れてきて、当時ほどの辛さはなくなりました。
結局会社を辞めたいという考えは変わらなかったので、3年間働き転職しました。ただ、その時は衝動的ではなく冷静な状態で転職活動を行えたし、金銭的余裕もあったので、1年目で退職しなくて良かったと思っています。
どうしても辛い場合はすぐに休職・退職を
上記では新卒での退職について、少し否定的な内容を記載しましたが、精神的・肉体的に限界である場合はすぐに休職・退職したほうが良いです。
無理に働き続けて、身体を壊してしまったり、精神的に追い詰められて最悪の場合自ら命を絶つケースもあるので、それだけは避けなければなりません。
心療内科などの病院で診断書を貰えれば、病気による休職という選択もできるので、まずは病院に行くことをお勧めします。仮に診断書を貰えなくても、限界を迎えていると感じるときは休職・退職をするようにしましょう。
まとめ
私個人的な意見としては、次の転職先や仕事が決まっていたり、明確な目標ができていればすぐに辞めて良いと思います。しかしそうでない場合は、失業手当の件も考慮して、一旦1年は頑張って働いて、そこで改めて考えれば良いと思います。
あくまで私の個人的意見なので、最終的にどうするかは皆様自身ですが、本記事を判断材料にして貰えれば幸いです。
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