大学院に進学予定の方は、大学4年生の夏の入試に向けて準備をして望むと思います。しかし勉強したにもかかわらず、入試で落ちてしまうと大きなショックを受けると思います。これまで考えていた予定が崩れ、焦りが生じるでしょう。
特に、大学院に進学以外の進路を考えていなかった人は、次に取るべき行動が分からず動けないかもしれません。
しかし、すぐに就活を始めれば、大学新卒扱いで就職が出来ます。就職してしまえば、院試で落ちたことによる影響は全くありません。
私はなんとなく大学院に進学して後悔しているので、その観点も含めて説明していきます。
大学院に進学したかった理由を考えてみる
大学院入試に落ちてショックを受けている人は、大学院に行きたかった理由を改めて考えてみましょう。
研究者や教授になりたいといった目標であればわかりやすいですが、正直少数派だと思います。
多くの人は、
- 就職に有利
- 周りで大学院に進学する人が多く、流された
- まだ働きたくない
といった理由ではないでしょうか?
確かに就職に有利という点はあります。しかし、私は大学院を卒業して大手企業に入社出来たものの、結局転職してしまいました。研究室生活が辛かったことを考えると、大学院の2年間を無駄にせずに大卒で就職していれば良かったと思うことが多いです。
新卒で入社できる会社が変わってくるというのは事実ですが、別に大卒でも大手企業に入社可能です。
また大手企業に就職すれば幸せなのかという問題もあります。大手企業は基本的に残業多くて大変なので、ライフワークバランスを大事にしたいと思っている人は、大卒で残業が少ない会社に就職しても良いと思います。
冷静に考えると、意外と大学院に行くべき理由ってないと思いませんか?
大学院に行かなくで済んだと、前向きに考えてみましょう。
大学院生活はしんどい
次に大学院生活のデメリットを挙げます。
研究室がキツい
4年生は既に研究室に入っていて、ある程度空気感を分かっているかと思いますが、研究室生活は大変です。
研究ノルマ、学会準備、教授との人間関係など、ストレスになる要素がたくさんあります。
私は大学院も会社員もどちらも経験しており、会社員もとても大変でしたが、会社より研究室生活のほうが辛かったです。
研究室がしんどくて中退する人も、実際に周囲に何人もいました。
学費がかかる
大学院は当然学費がかかるので、奨学金を借りる学生は多いです。
一部の優秀な学生であれば、奨学金を返さなくても良い可能性がありますが、基本的に卒業してから返済を長期にわたって続けなければなりません。
将来的に良い会社に就職して、生涯収入は多くなるという前提だと思いますが、生涯同じ会社に勤めるとは限りませんし、生涯収入がどうなるか分かりません。
学歴としては大卒であれば十分なので、借金をしてまで大学院に進学する意味があるのかは、よく考える必要があります。
すぐに大卒見込みで就活を始めよう
ここまでの理由を考慮すると、そこまで大学院にこだわる必要はないと思います。
すぐに気持ちを切り替えて、就活を始めましょう。
就活を始めるタイミングとしては遅いですが、内定をもらえる可能性は十分にあります。実際に私の周りでも、院試に落ちてから就職を決めた人はいます。
就活がうまくいかなかったら
就活タイミングが遅いこともあり、思うように就活が進まない場合があると思います。
その場合は就活を翌年にするという選択肢を取っても良いと思います。
既卒での就職となるので、既卒専用の就活サイトを活用して自分の納得する会社の内定を貰いましょう。
また今のうちから収益ブログを始めるのもありです。
就職すると時間がなくなるので、時間のある今のうちに始めて、将来の資産を貯めて行きましょう。
【初心者向け】ブログの始め方完全ガイド!立ち上げから収入を得る方法までまとめ
正直周りは入試に合格している人のほうが多く、周りの目が気になる人もいると思います。
そこの気持ちの折り合いを付けさえすれば、そこまで大きな問題なないと思います。
あまり悩みすぎず、すぐに就活などの行動をするようにしましょう!
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